「紙の良さをもっと伝えたい」という想いを持つ、紙の卸商社・株式会社レイメイ藤井。熊本地震後、仕事を失った女性たちが専門性を活かして立ち上げた「スーパーウーマンプロジェクト」。このふたつが出会い、想いをひとつにして誕生したのが、職人による手作りの紙の花「スーパーフラワー」です。
スーパーフラワーの作り手を育てるため、「スーパーフラワー協会」が設立されました。認定講師による育成プログラムを通じて新たな職人を育て、女性の就労支援と社会参加の場を広げる取り組みを進めています。
紙の専門家が厳選した高級紙を用い、細部にまでこだわり抜いて作られるスーパーフラワー。一般的なペーパーフラワーとは一線を画す質感と色合いを持ち、長期間その美しさを保ち続けます。紙業界を中心に広がり、多くの人々に感動を届けています。
2025年大阪・関西万博では、各国の国王や首相など賓客を迎える「迎賓館」にスーパーフラワーが飾られました。さらに、2024年からは新ドレスブランド「MICOHANA」としてパリ・ミラノのファッションウィークにも参加。紙の花をトッピングしたドレスは、世界中で高い評価を受けています。